今回は海外大学院に進学するにあたり、タイムスケジュールをどのように組んだかを具体的に書いていきます。

キャリアを歩みつつ、海外大学院で学ぶ社会人大学院生。
23年10月〜LSHTM(MS Public Health in Distance Learning)に進学。元薬剤師。
関心は薬剤疫学。IELTS :OA6.5(23.2)
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この記事は私が経験したイギリスの大学院の内容が中心になっています。
GREやGMAT等、英語以外のテストや条件付き合格など国によって事情は異なる可能性があります。その点はご了承ください。
私は6つの大学院から合格をもらっています。
- LSHTM (London School of Hygiene & Tropical Medicine:ロンドン大学衛生熱帯医学大学院 )
- Edinburgh(エディンバラ)※条件付き
- Manchester (マンチェスター)
- Glasgow (グラスゴー)
- Sheffield (シェフィールド)
- Aberdeen (アバディーン)
私の出願から進学のタイムスケジュール

2022年6月:海外大学院進学を決意
↓
2022年6~8月:どこの国にするか必要な書類等をとにかく調べる
↓
2022年7月:イギリスに決定&エージェントと契約
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2022年8月:書類を集める&日本語で志望動機書と履歴書を作成
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2022年8月末:推薦状の依頼
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2022年9月:推薦状の承諾&日本語で推薦状を作成
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2022年10月:英語ですべて書類を作成しネイティブチェック
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2022年11月頭:推薦状にサインをもらう
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2022年11月半ば:4大学に書類提出
(Edinburgh, Glasgow, Manchester, Aberdeen)
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2022年12月末~2023年1月末:4大学合格
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2023年2月:1大学追加(Sheffield)
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2023年5月:LSHTMに書類提出
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2023年7月:LSHTM合格&進学先決定
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2023年9月:授業選択&支払い
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2023年10月:受講開始
イギリスの大学院に進学を決め事前に決めたタイムスケジュール通りに出願まで辿り着けました。
最短で合格の連絡が来たのが2週間くらいで、思った以上に早く来て驚きました。
出願後はいくつか追加書類が必要だったので取り寄せたりなどしましたが、ずっと待つのみです。
ここまで来ると英語に専念できたのでほぼ予定通り(2023年2月)にIELTS6.5を達成しました。
LSHTMに関しては少し特殊で、申し込み期間が確か4つ程度に分けられていました。
私は3月頃に申し込みを決めましたが、その際の締め切りが5月でしたで5月に申し込みを行い、7月半ばに結果が出ています。
イギリスの大学院出願で覚えておくべきこと
イギリスの大学院を申し込むにあたり、絶対に覚えておいてほしいことが2つあります。
①申し込みは早い方が有利である
どうしてもどこの大学も定員があります。
いい人がきたらどんどん入れるスタイルになるため、後半はもしかすると枠が少なくなり厳しい戦いになるかもしれません。(LSHTMに5月申し込みで7月合格は本当に運が良かったと思っています)
そのため、早めに用意できるものは用意して出願してconditional offer(条件付き合格)を取ってください。
②英語のスコアは出願時には必要ない
英語は後からスコアを提出で問題ありません。
よく間違えるのが、「英語のスコアも同時に提出しなくてはならない」という考えです。
イギリスの大学院にはconditional offer(条件付き合格)という「英語のスコア取れたら入学できます」という合格があります。
ちなみにIELTSすら受けていなくても構いません。まずは英語スコア以外を揃えてください。
書類を揃える
↓
Conditional offerを勝ち取る
↓
英語頑張る
↓
英語のスコアを達成する
↓
Unconditional offerを勝ち取る
がゴールデンルートだと思って頑張りましょう。
特に書類の提出までのタイムラインはメモなどに書き込み、デスクの見える場所に貼っておくことをオススメします。
英語の勉強も並行しなくてはならず、精神的につらくなります。
そのため、英語が後でいいとわかっていてもどうしても気になって勉強してしまい書類の作成が遅れがちです。
タイムスケジュールを見える場所に置いておくことで計画通りに進められるようにしましょう。
オンライン大学院は入学時期が3回もある大学があります。それに合わせてスケジューリングしてもいいです。
例)グラスゴー大学:1月・4月・9月(Teaching startを参照)
英語のスコア次第でこれはもっと短くできると思います。
つまり私の場合だと6月に決意して同じ年の10月から通い始めるパターンです。
英語が問題ないのであれば推薦状だけなのでこれもありかと思いますが、ここまでタイトなケースは聞いた経験はありません。
私は進学を決意した2022年6月にはまだ英語がボロボロだったので1年かけて準備をしました。
余談ですが、外資系に勤務している等で2年など一定期間を英語で仕事をしていたと認められたときは英語のテストを無条件でパスできる大学もあります。
理由は不明ですが、英語のスコアが足りていなくても1校は2023年1月段階でunconditional offer(無条件合格)をもらえました。
進学できない最悪のケースは避けられたことは精神衛生上とても良かったです。ただ、オンラインは通りやすいのでは?と初めて思ったのはこの頃です。
IETLS6.5を2月に取得できたので、Edinburgh以外の大学は無条件になっています。
書類と自力と他力で分類してみる
書類に関しては下記のように考え準備に入りました。
| ①すぐ準備できる物 | 卒業証明書、成績証明書 |
| ②時間はかかるが自分次第で早めることが可 | PS、CV |
| ③他力本願 | 推薦状 |
| ④志望校に書類を出すタイミングでは無視 | 英語 |
①は大学に申請書を送って遅くとも2週間程度で書類が揃いました。念のため日本語も併せて揃えています。英語・日本語の書類が届いたらコンビニでPDFにして保管して終了です。
②の詳しい書き方はこのブログの「初めての海外大学院出願ガイド」をみてください。
作り始めた時のイメージとしては1ヶ月は日本語で内容を固め、2週間で英語にする、残り2週間でネイティブチェックをしてもらう、のスケジュール感でいきました。
幸いにもほぼこの通り作成しました。
③だけは自分ではどうすることもできません。
書いてくれる方を探す
↓
依頼する
↓
待つ
↓
サイン付きでPDFで送ってもらう
上記の流れが少なくとも必要です。
私は一度大学時代の研究室の教授に断られたため、大学の学生支援課に相談しています。
学生時代に仲良くしていた方がいたため、直接相談しました。
その後、出身大学の公衆衛生の先生に相談し、再度チャレンジすることを勧められました。
再度アタックし私が文章を作ることを条件に承諾していただけました。
会社は上司にお願いして、academicの推薦状と同じ方法で作っています。
推薦状の依頼が8月末だったので、9月〜11月はIELTSの勉強をしつつ、PSとCVを作成していました。
全てネイティブチェックをしてもらい11月半ば頃に出願をしています(出願はエージェントに丸投げ)。
この時期はIELTSのスコアが全然伸びない暗黒期でしたが、これを見るとべ狂する時間が取れなかったので仕方ないなと思います。
大学院進学にあたっての後悔

合格も無事もらい、進学することができましたが今考えるといくつかの後悔があります。
①志望校に関して
志望校の選択に関しては本当に紆余曲折がありました。
学費、大学院の期間が異なること、世界ランキング等で悩んで決められない時期がありました。
加えて、ロンドンの大学(インペリアルやUCL)は、どうせ受からないと思い出願すらしていません。
LSHTMが奇跡で受かったので入りましたが、せっかくなら受けてみてもよかったと思っています。
②奨学金
正直にいうと、オンライン大学院で奨学金はほぼありません。
ですので、ほぼ調べずに入学してしまいました。
奨学金についてもっと情報を集めておけばよかったなと思っています。
記念に書くと2024年7月16日段階で£1=205.43円。悪魔的な円安。1年前は180円くらいでした。
③大学院についてほぼ調べなかった
どの領域が強い、カリキュラムの全体像など詳しく調べなかったのは少し後悔しています。
ただ、調べてもLSHTMにしていたとは思います。
カリキュラムの全体像もそうですが、LSHTMのオンライン大学院が放置で有名ってことくらいは事前に知っておきたかったです(笑)
私の中で出願はスケジュールを決めて、それに沿って淡々と準備を続けることだと思っています。
時間もかかりますし、ほとんどの方が出願時には英語のスコアが取れていないはずです。
精神的に大変ですが、ここはしっかり乗り切って海外大学院進学の切符を取れるようにコツコツ頑張りましょう。
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ばびろにあ

