
キャリアを歩みつつ、海外大学院で学ぶ社会人大学院生。
23年10月〜LSHTM(MS Public Health in Distance Learning)に進学。元薬剤師。
関心は薬剤疫学。IELTS :OA6.5(23.2)
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「海外大学院の出願には何が必要なの?」
海外の大学院に興味がある。
でも、どうやって出願するの?そもそもその情報ってどうやって調べるの?
これは必ず全員がぶつかります。
私も同じようにぶつかり、ネットで調べ、エージェントに確認し、必要な書類を揃えてきました。
何度も作り直しましたし、追加で大学に申請するなど大変だった記憶しかありません。
この章では私の経験を踏まえて海外大学院に進学する時に必要な書類をまとめます。
ちなみに私はMSを含めMPH、つまり公衆衛生学の修士課程を6校に出願して全て合格しています。
私の出願校としては
・LSHTM (London School of Hygiene & Tropical Medicine:ロンドン大学衛生熱帯医学大学院 )
・Edinburgh(エディンバラ)※条件付き
・Manchester (マンチェスター)
・Glasgow (グラスゴー)
・Sheffield (シェフィールド)
・Aberdeen (アバディーン)
です。全てMPHの領域で世界200位以内の大学です。
※ランキングによって変わるのは承知していますし全てチェックしていないので200位以上があればすみません。
海外大学院に出願する時に持っていた誤解
私がオンラインで海外大学院でMPHをとろうと決意した時、いくつか誤解をしていたことがあります。
まずはここを紐解いていきます。
誤解① 入試がある
大学院のテストってどうやって受けるの?
日本の大学院受験はほぼ間違いなく試験日が設定されていて、テストを受けてその結果で入学できるかどうかが決まります。
※全ての大学を調べたわけではありません。
海外の大学院もそうなのかな?と思っていましたが、テストは大学ごとにはありません。
アメリカだとGREやGMAT など、英語以外の基礎学力に関するテストのスコアも条件に入ってきます。
私は経験がないので詳しく知りませんが、Xでは嘆いている人がたくさんいます。イギリスの出願にテストは一切ありません
誤解② GPAスコアが低いと入れない
GPAスコアがない、低いと進学できない。
これも誤解です。日本の大学はGPAスコア出さないことも多いので、そのまま成績送って大丈夫です。
後に書く推薦状や志望動機が重要になるのでGPA低くても大学院は受かる可能性があります。
誤解③ 英語のスコアは出願する時に必要
英語のスコア取ってから出願しよう
これは絶対にやめてください。
英語のスコアが足りていなくても、受験すらしていなくても書類があれば出願してください。
Conditional offer という、「英語のスコアを達成したら合格ね」!という状態があるので、とにかくまずはそこを目指してください。
※この制度がない国があるかもしれません。
情報を集める前の皆様が思っているであろう誤解を解いたので、必要な書類に移ります。
海外の大学院に必要な書類
基本的にイギリスの大学院、特にオンライン大学院の出願に必要だった書類がベースになっていることはご了承ください。
まずは、タイムスケジュールをしっかり把握してください。
時間的なゆとりがある、ない等はありますが、まずはいつまでに何が必要で、誰かにお願いする必要があるものなのかは必ず把握してください。
オンラインMPHは大学によって年に2〜4回入学できるタイミングがあります。
具体的なタイムスケジュールは「オンライン海外大学院の出願スケジュールを考えてみる」を確認してください。
ちなみに英語のスコアが足りていない人は、1年以上のタイムスケジュールはあった方が安心して準備できます。
書類の話に戻りますが、イギリスに関しては下の情報でほぼ問題なく申請できます。
ただ、遅かれ早かれ英語スコアは必ず必要になります。あと、アメリカだと他のテストも受けなくてはなりません。
1. 志望動機書(PS: personal statement)
一番大切な書類です。
あなたがなぜその大学のその学部に出願したかを語る書類です。
志望動機書の内容
色々な意見がありますが、一般的には5段落構成がいいと言われます。
①将来何をしたいのか
②なぜそう思うようになったのか
③自分の関係する経験
④大学を選んだ理由と目標
⑤卒業後何がしたいのか
この流れが一般的な書き方です。
私は、書いていく中で4段落編成になりました。
①私はこんな領域でキャリアを築いていきたい
②私が薬学を志した理由とリアルに働いて感じたこと(理想と現実のギャップ)
③MPHの学位を取ることでできること、onlineの理由
※具体的なカリキュラム名を入れてその大学専用のPSにする
④MPHは自分自身のキャリアに必要で〇〇大学に進学したい
一度自分で作成してから、ネイティブチェックを入れてください。
エージェントでもいいですし、ココナラなど有料で行ってくれる方もいます。
ChatGPTなどの生成AIなどで確認できるかもしれませんが、私は判断できないので生成AIを使う際は自己判断でお願いします。
志望動機書はA4で1枚作成し、だいたい500字程度になります。
オススメの方法は、ベースとなる1枚を作り、③に大学名と大学特有なものを入れ込んでいました。大学によって③のその大学固有の一文を変えて提出しています。
大学特有のものというと、一番わかりやすいのがカリキュラムです。
「〇〇のカリキュラムは大学特有で私の目標から考えると必要な科目だから是非行きたい」や「選べる科目が多く私の目標にあったカリキュラム選択をしやすいため」などで問題ありません。
2. 経歴書(CV: Curriculum Vitae)
基本的にA4で1枚です。
ただ、研究経験が豊富で論文量が多かったりすると枚数が増えるかもしれません。
CVに載せるべき情報としては、
・氏名・住所・連絡先(メールアドレスと電話番号)
・学歴(Education)
・研究歴(Research)※なければスルーしてください
・職歴(Employment/Professional Experience)
・課外活動(personal Experience)
・資格スキル(Skill& Certification)
職歴や大学時代の勉強内容等は箇条書きで3つずつ書けば問題ありません。
医療系出身者はある程度何を書いてもMPHを受験する理由がわかりやすいので問題ないですが、医療系出身でない方はMPHと関連がある内容を見つけて書いた方がいいです。
もし、論文や本などの出版物等があれば記載していただいて構いません。
私はないので書いていません。
海外だとボランティア等の活動は評価されます。
もし、そういった経験があれば課外活動欄に必ず記入してください。
私は高齢者向けのボランティアをしていたので記載しました。
3. 卒業証明書
もちろん英語です。
大学に申請をして英語版を早めに手に入れましょう。
これは卒業していれば内容は一緒なので、進学を決めたら最初に申請をして書類を手に入れてください。
受け取り次第、PDFにして終了です。
1校だけ日本語の成績証明書が欲しいと言われたことがあるので、用意しておいた方が無難です。
4. 成績証明書
これも③と同じです。進学を決めたらさっさと申請して手に入れましょう
PDFにして終わりです。
こちらも日本語版を事前に手に入れておいた方が無難かなと思います。
私はGPAを算出できなかったので、アカデミックの推薦状の中に私の学部生時代の生成がどの程度だったか(そこそこ上にいました)をあえて入れてアピールに使いました。
過去の成績は変えられないので、悲観して勝手な判断をして出願しないなど可能性を自分で潰す必要はないかなと思います。
5. 推薦状
推薦状は、「この人はあなたの大学に進学するのに値する人ですよ」を人となりを知る人から推薦する書類です。
他の書類で自分自身をアピールして、推薦状で確かである事を示すイメージです。
ただ、推薦状が1枚でいい大学、3枚も必要な大学など大学独自のルールはあります。
そこは志望する大学ごとに調べてください。
ただ、MPHは基本的にacademicとbusinessの2枚です。
この2通は基本的に必要になるので、必ず用意しましょう。
academicの推薦状はアカデミア、大学の教授等の学術的な面で活躍していて本人をよく知る人に当たります。
研究室の教授にお願いするケースが多くなります。
businessの推薦状は職場の上司等、学術面以外の人となりを証明できる人が該当します。
両方ともA4で1枚に書いてもらい、最後にサインを入れPDFにして提出します。
推薦状は提出する書類の中で一番大変であり、自分でコントロールできない部分になります。
最低でも1ヶ月は余裕を持ってお願いしておかないと期限の問題で作成を断れる可能性がかなり上がります。
加えて、相手が必ずOKするかは不明です。
私は出願の3ヶ月前に動き始めています。
おかげでゆとりを持って推薦状をいただけましたが、断られて再チャレンジするなどイレギュラーは必ず起こると思って行動した方がいいです。
推薦状は1枚書いてもらって全ての大学に提出することになりますので、固有名詞の大学名は避けた方がいいです。
あと、大学によっては推薦者にメールを送りそこのリンクから添付するパターンもあるので頭に入れておいてください。
私はこのケースには当たりませんでしたが、その可能性があることは事前に連絡しておきました。
推薦状は日本人のほとんどが馴染みはなく、ましてや英語で書くことは不可能だと思っていた方が賢明です。
ですので、メール等で依頼すると断られる可能性が高いです。実際に私は最初断られました。
大学の公衆衛生の教授(授業とった気がするくらいの記憶しかない)にお願いするなど紆余曲折することになりました。
ほぼ接点がない人からの推薦は書類としてかなり弱くなるので、再度私の研究室の教授にお願いをして書いていただくことになりました。
推薦状の裏話
推薦状に関しては工夫が必要な場合があります。
例えば、書いてもらう側が推薦状の原案を持ち込み、先方が確認と加筆訂正の上でサインを書いていただく方法です。
作成後、ヘッダーに組織のロゴ?大学名を入れて印刷してもらい、署名しPDFにして送ってもらって無事完了しました。
私の推薦状の内容としては、
Academic
・大学時代はこんな学生でした
(例)勉強を熱心にやっていて成績は30位/100人中でした
教授が教える科目の成績はAで優秀な成績を収めた1人でしたなど
・研究も粘り強くやっていた
・進学しても勉強はちゃんとできると考えている
・だから、あなたの大学院に推薦できる
business
・会社で◯年勤務していてこれまであった中でも優秀な1人
・前職は〇〇をしていて、その経験をもとにしっかり仕事をしている
・周りともコミュニケーションをしっかり取っている
・新しい知識をどんどん取り入れて周りに教えている
このような内容で2通作成しました。
気をつけなくてはならないのが、謙遜をしすぎないことです。
事実ベースでちゃんと勉強できる点、人間的に魅力がある人を保証するためのものなので恥ずかしがらずちゃんと書きましょう。
ある程度脚色を入れるのは問題ないと思いますが、推薦状は大学や会社の上司の名前で出ることになります。
ありもしないエピソードを入れるなどは避けるべきです。
エージェント
私個人としては迷わずお願いしてもいいのかなと思います。理由はいくつかあります。
まず、わからないことが多い中で聞ける相手がいることは大変メリットが大きいです。
ほぼ全員が初めての体験になるので、必要な書類から集め方まで全くゼロスタートです。
特に社会人は全てを調べる時間がもったいないと思いますので、金額次第で任せていいと思います。
加えて、出願や大学とのやりとりを全てやってくれます。
そのお陰で、僕は言われるままに書類を出して英語のスコアメイクに専念できました。
LSHTMはサービス外でしたので、を自分で出願しました。
どれだけ面倒な事をお願いしたのかを痛感しています。
3つ目としては、書類のネイティブチェックも料金に入っていたので、志望動機書からCV、推薦状まで全て確認してもらいました。
ココナラなど有料でお願いするとおそらくエージェントと同じくらいの金額がかかります。
上記から、私はSI-UKさんにお願いしたことは何も後悔はありません。
元々ロンドン大学を志望する予定はなかったので10万円のプランにしましたが、本当に助かりました。
ロンドン大学以上に関しては現地も含め面接もあるのでその対策も含めた料金になります。料金は高くなります。
SI-UKさんはオススメなので一度話を聞いてもいいかもしれません。
SI-UKさん↓

※画像にリンクを貼っています。ここから申し込みしても私には1円も入りません。
ちなみに他のエージェントと連絡をとったこともありますが、計算方法がさっぱりわからず適当に出したGPAを伝えたら音信不通になりました。
その会社はオススメしません。
ですので、私はイギリスに留学したい方はSI-UK推しです。
私を担当してくださった女性の担当者はご紹介できるかもしれませんので、興味がある方はXアカウントにDMしてください。
書類集めに関しては、必要なものが決まっているので早めに動いて揃えたもん勝ちです。
色々ストレスはかかりますが、海外大学院進学に向けて最初のステップですので、挫けずに一つずつ集めて行ってください。
ばびろにあ

